神宮外苑の樹木は生きている

神宮の森が再開発計画案で揺れています。私は高校の三年間を神宮球場の近くの都立の高校に通っておりました。環境の良さもその高校を選んだ理由の一つです。冬の体育の時間は3月の多摩湖1周マラソン大会に備えて、外苑の周回コースを走っていました。下校時に遠回りして外苑の銀杏並木に寄り道した記憶も良き思い出となっています。

また、父親から引き継いだヤクルト贔屓(びいき)もあって神宮球場にも数え切れないほど応援に行きました。春には桜も咲きます。

そんな神宮外苑の樹木たちが半数近く(約47%)が伐採される計画です。新しく植樹される樹木があるので僅かに本数は増えることになるそうですが。

大正時代から100年を生き抜いてきた樹木はその土地に適合した生き物と考えられます。樹木を伐採すると言うことは彼らの息の根を止めると言うことです。樹木も人間や動物と同じようにある意味では魂を宿した生命体だと思います。空襲や地震に遭いながら100年もの歳月を生き抜いてきた彼らをこの先もずっと守ってあげたいと思う気持ちは大切ではないでしょうか。

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