アッパレ、ある区役所の対応

仕事柄、物件の調査で役所に行く機会は多い方です。主に建築や土木の関係の担当窓口で調査することになります。「お役所仕事」という言葉がありますが、最近はこの言葉が死語になるくらい行政サービスは向上しています。どの役所もそれほど大きな差はなく、窓口での対応は似通っていて特に平成時代の後半から令和にかけては窓口のサービスは向上している印象がありました。

ところで、最近ある区役所の調査で衝撃を受けました。窓口でこちらの質問に的確に応答してくれるのは、よくある仕事のできる役所では普通のことと思いますが、古い資料もよく整理されていて、パソコンと紙ベースが連動していてすぐにほしい情報が分かるようになっていました。また、担当課の違う内容でもよく聞かれる内容はその窓口でも分かるようになっています。つまりデータを下に簡単な内容はなるべくワンストップ的に処理しようという姿勢が見えました。

きめの細かいサービスは来訪者にはありがたいですが、さらに驚いたのは窓口で聞き漏らした内容を後で、電話で問い合わせたときに、古い資料でも短時間で、懇切丁寧に応答してくれたことです。正直、再度窓口に足を運ばなければいけないかなと思っていました。そんなことは杞憂に終わりました。これは組織として合理的にシステムが構築されている証拠だと思われます。ということは担当が変わってもサービスには影響が少ないということだと思います。このような役所は初めてでした。この区の区民になってもいいかなと思わせてくれるほどでした。

それは渋谷区役所です。

 

 

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